秋の面談が終わりました。(面談をご希望の方はいつでもお受けしますので、遠慮なくご連絡ください)
有益な時間となり、大変感謝です。
今回は、「丁寧にプリントを学習する」ことについてお伝えします。
一見「丁寧に学習する」ことは簡単なことのように思えますが、実は難しい課題です。
私はよく、お子様に「丁寧に学習してね」と伝えています。
「丁寧に学習する」とは、綺麗な文字を書くことではありません。
1つ1つの問題に対して「きちんと読む」「しっかり考える」ということです。
今回の面談でも「教室学習の進度を進める近道は丁寧に学習すること」とお伝えしています。
学研教室では、枚数をたくさんこなしたからといって次に進めるわけではありません。
集団授業のように、時間が経ったら問題の答え合わせをするわけでもありません。
分からない問題は、ヒントをもらいながら取り組んでいきます。
その粘り強く取り組む姿勢が「考える力(学力)」を伸ばす秘訣の1つです。
しかし無理にプリントの枚数をこなしてしまうと、どうしてもお直しが多くなってしまいます。
お直しが多いのは誰でも嫌ですよね。
結果的に同じお直しの枚数・個数でも、①1回に2、3箇所お直しするお子様と、②1回に10箇所、20箇所のお直しを数回に分けて学習するお子様では、結果的に①のお子様の方が学習進度が早くなりますし、お子様のモチベーションも高い傾向にあります。
「たくさん勉強した=プリントの枚数をこなした」ではなく、「たくさん勉強した=その日の学習に気づきがあった(出来なかった問題ができるようになった、なにが分からないのかがわかるようになった等)」とすることで、教室学習の進度も進みますし、学力も比例して上がっていくものです。
是非「丁寧に学習すること」を心掛けてみてください。